こんにちはめいこです!

新卒でSES企業に入社し、早1年半が経ちました。

ツイッターで何かと叩かれたりネタにされがちなSES(システムエンジニアリングサービス)ですが、

簡単に言うと技術者として客先のオフィスに常駐する働き方のことを言います。

 

形としては準委任契約となり、派遣契約とは異なるのですが、実際は派遣契約のように客先が指揮命令を出している現場もあったりと、違法な職場環境に置かれてしまうことが多いのが現実です。

Googleの検索窓に「SES」と入れてみると、ヤバい検索候補がずらっと出てきます。

2つ目の検索候補が闇…!

私が就活中にSESのことを知っていたら、これをみた時点でまずSES企業を避けるために全力を尽くしていたと思います(笑)

でも現実は、このSESという言葉すら知らない人が多いし、実際に入社してから知るか、エンジニアの知り合いに話を聞いて初めて知るパターンが多いんじゃないかと思います。

そんなネガティブなイメージしかないSES企業ですが、 実際働いてみて個人的にどう感じているのか、私の経験をもとにまとめていきたいと思います。

 

SESで働いてみて感じたこと

・環境、人間関係が安定しない

SESという働き方では、基本的に常駐先との契約によりお仕事が発生するため、契約期間が終了すれば次の全く別のプロジェクト先に飛ばされることになります。

A社の社員として入社したにもかかわらず、毎日B社で働くことになり、数ヶ月にはC社、そのまた数ヶ月後にはDということもあります。

取引先が変われば現場も変わるため、来月からは違うオフィスに、ということが何度もあるかもしれません。

数年間常駐先が変わらないという人もいますが、それでもいつまでその現場で働くかは取引先によりますし、定時も現場によって変わってくるため、安定した働き方ができないという場合が多いです。

 

また、現場が変わるたびに当然関わる人も変わるため、毎回新たに人間関係を築いていくことになります。

この働き方に慣れなかった1年目の頃は、勤務先が安定しない、自社で働けないという点をかなりマイナスに感じていました。

客先のオフィスではあくまで常駐者として仕事をすることになるため、居場所を感じづらかったです。

しかし、契約に終わりがあるということは、裏を返せば新しい現場に行けばまた1から始めることができる(リセットできる)ということでもあります。

 

例えば職場に苦手な人がいたり、うまく付き合えていない人がいても、同じ環境で働き続ける限りその人間関係は続きます。

しかしSESという働き方であれば、どの現場もいつかは終わりが来ますし、

上司に相談すれば現場を変えてもらえる可能性もあります。

 

どの程度個人の希望を汲み取ってくれるかはもちろん会社によりますが、

自分の働きやすい環境を模索できることはSESのメリットでもあると思います。

 

・多重下請け構造になりやすい

SESでは技術者を提供する企業(A社)と、対価を支払う企業(B社)の間に1社~多数の企業が入り、本来A社が受け取れるはずの対価を搾取していることが多いです。実際に私も、表向きはA社の社員としてではなく、間に入っているC社の社員としてB社に常駐していました。

常にC社の社員として扱われるため、自分は一体なんなんだろう?となったりしていました。

 

・残業や休みやすさに関しては、現場による

なんとなく残業が多そうなイメージかもしれませんが、現場の雰囲気によります。

私が以前いた現場では毎日ほぼ残業0、休みも自由にとれましたが、現場によっては同期でも毎日長時間残業している子もいて、これは半分運かなと思います。

常駐先が決まる前に上司とよく相談したり話をきちんと聞いてみると良いと思います。

・仕事内容は現場による

これは私が会社を辞めたいと思った一番の理由の一つです。

開発をしたくて入社したのに、1年半の間プログラミングはほぼできず、エクセルでデータを作ったり、あるクラウドサービス上でシステムの管理をしたりといった仕事をひたすらやっていました。

特に大量のデータをエクセルやアクセスで扱っているときは、自分は何をやっているんだろう、と感じながら仕事をしていました。。。

メールの作成スキル(日本語/英語)やエクセル・アクセスの簡単なスキル、またLinuxは少し扱えるようにはなりましたが、仕事内容の大半がメール対応やデータ補正なのはかなりきつかったです。

そこで上司や社長に開発がどうしてもやりたいと言い続け、現在は自社のオフィスで念願だった開発の仕事に携わっています。

日々学ぶことばかりなので、今すぐ転職することは考えていませんが、できるだけはやくスキルを身につけて自分の市場価値を上げたいと思っています。

 

・グレーな労働形態+入社前に気づきづらい

ここまで読んでくださった方は大体察したと思うのですが、SESは法律的にグレーというか普通にブラックになりやすいです。きちんとしている企業もあると思うのですが、SESを人に勧められるかといえば、できるだけ避けた方がいいよって思います。

就活や転職活動をする際に気をつけた方がいいと思う点は、SES企業の多くは社員の募集要項にその労働形態をぼかして書いているということです。

ではどんな風に書いてあるかというと、業務内容は「参画するプロジェクトにより、要件定義/設計/プログラミング/テスト/保守開発など」、勤務地は「都内近郊」など。

勤務地が自社オフィスとなっていないのは、常駐先によって勤務地が異なるためです。

 

まとめ

個人的には、開発現場に携わることさえできれば、いろいろな言語を学ぶチャンスがあるのはSESのいいところだなと感じます。

なので一概にSESは悪だ!今すぐ転職だ!となっている人は、一度立ち止まって、自分のやりたいことは今いる会社より別の会社の方が実現できるのか?ということを考えると良いと思います。